弊社は1997年3月3日のひなまつりに創業、
お陰さまで２０周年を迎えました。
これもひとえにお取引いただいたクライアント様、
メディア様、制作会社様、
同業他社様、
数々の友人、飲み仲間たちのお陰と感謝しております。
創業時に付けた社名ADHOLIC(アドホリック)の由来は
その名の通り広告依存症です。
広告に始まり、広告に終わる。365日が広告尽くし。
その想いは今でも変わりません。
単行本: 984ページ
出版社: 小学館 (2016/2/16)
言語: 日本語
ISBN-10: 4093592128
ISBN-13: 978-4093592123
私の大好きな漫画でホイチョイプロダクションズの
「きまぐれコンセプト」という
もう35年も続いている４コマ漫画があります。
丁度自分がこの業界に飛び込んだ年に連載が開始されたのも
何かのご縁か、
以来私にとって青春のバイブル（聖書）と
なっている一冊です。
最近完全版が発売されています。
https://www.shogakukan.co.jp/books/09359212
私自身も主人公の白クマ広告社の平井くんに似ていると
言われまんざらでもありませんでしたし、
また当時の師匠は植木等と仰いでおりました。
良い時代だったのか広告代理店という業界は
随分と浮かれた職業でした。
今ではブラックと呼ばれていますが（笑）
メーカーや商社などとは違いアイデアひとつで物を売る
カタチのない商売。
そんな口八丁、手八丁な商売が水にあったのか、
気が付けばサラリーマン時代も含めると
もう35年も同じことをやっております。
そんな良い時代を経て、ひとつの商売を続けてこられたのも
我ながら運が良かったと思います。
ふざけた言葉で恐縮ですが、弊社の社是は
「馬車馬のように働き種馬のように遊ぶ」としております。
とかく長時間労働と成果主義に陥りがちな広告業界ですが
自分にとって一番大事なことはストレスを溜めないこと。
そのためには働いた分だけ遊ぶ。
最後に勝つのは笑いと体力です。
近年、広告のあり方も複雑化し、
益々サイクルが加速するなかこの10年が
アドホリックにとって集大成になりそうです。
競馬でいうと第3コーナーを回ったあたりかもしれません。
第４コーナーから最後の直線、老体に鞭打って
栄光のゴールを目指します。
健康と老害には充分注意してまだまだ頑張りますので
皆様より尚一層のごひいきを賜れますよう
平身低頭お願い申し上げます。
弊社は10年ごとにその時のおかれた状況と
代表の心境に合わせてロゴマークを変更してきました。
もともとメディア中心の代理店からの出発点でしたが、
創業時あと２本の矢を加えないと厳しい船出になると思い、
中心業務にイベントと
ＰＲ（パブリックリレーションズ）を加えました。
最初のロゴマークはメディアの箱から飛び出し、
あらゆることにチャレンジしていく事を
イメージしたデザインです。
※創業時から弊社のアートワークに携わっていただきました
故戸山デザイナーには
この場を借りて深く御礼申し上げます。
安定感を表現すると共に、
よりパワフルに活動するための象徴として
ADとHOLICの間に×＝乗数を配置しました。
この信念のもとに我武者羅に走り続けた結果、
業績も順調に推移する事ができました。
また2011年3月に起きた東日本大震災においては
多くの事を学びました。
メディアから広告が消えた瞬間、
改めていかに広告が平和の象徴であるかを実感しました。
そして2017年～はEMPATHY
メディアもよりインタラクティブ化し、「ＩoＴ」に
代表されるように
ネットを通じあらゆるものが
連動した世の中になってきました。
弊社も変に経験がある故、広告に対する考え方も
硬直しがちです。
なので自戒の念を込めて
「世の中の風になびくような柔軟な発想を」という意味を
盛り込んだ
セーリングを連想させるデザインにしてみました。
テクニックは様々ですが、想いはひとつ。
「広告を通じてクライアントとコンシューマーと
共感を分かち合いたい」
風を捕まえて見事ゴールに
辿り着けるか？はたまたどこかの無人島に漂流するか？
日々を楽しみながらそれでも真剣に業務に取り組んで参ります。